Android機種変更でやることチェックリスト(前・当日・後)

Android機種変更でやることチェックリスト(前・当日・後)

Androidの機種変更で失敗しないコツは、古いスマホを手放す前に、アプリごとの引き継ぎ準備を済ませておくことです。写真や連絡先、多くのアプリはGoogleアカウントとAndroid標準のデータコピー機能でまとめて移せますが、LINE、おサイフケータイ(モバイルSuicaなど)、マイナンバーカードのスマホ用電子証明書、2段階認証アプリ、ゲームは、それぞれのアプリで手続きが必要です。この記事では、機種変更の「前・当日・後」にやることをチェックリストにまとめました。

索引

機種変更の全体の流れ

  1. 前日までに:古いスマホでバックアップと、アプリごとの引き継ぎ準備をする
  2. 当日:新しいスマホの初期設定で、古いスマホからデータをコピーする
  3. 移行後:アプリごとにログインと引き継ぎを済ませ、動作を確認する
  4. 最後に:古いスマホのデータを消してから手放す

古いスマホは、新しいスマホで全部の引き継ぎが終わったと確認できるまで、初期化したり下取りに出したりしないでください。

機種変更前にやることチェックリスト

項目やること
Googleアカウントメールアドレスとパスワードを確認する。2段階認証を使っている場合は、確認方法(電話番号やバックアップコード)も確認する
Googleのバックアップ「設定」の「バックアップ」で、最新の状態にバックアップしておく
写真・動画Googleフォトのバックアップが完了しているか確認する。SDカードやパソコンに保存する方法もある
LINEトーク履歴をバックアップし、電話番号・メールアドレス・パスワードを確認する
おサイフケータイ・モバイルSuica各サービスの「機種変更の手続き」を古いスマホで行う
マイナンバーカードのスマホ用電子証明書機種変更時に必要な手続きを確認する
2段階認証アプリGoogle 認証システムなどのコードを新しいスマホに移す準備をする
ゲーム引き継ぎコードの発行や、アカウント連携を済ませる
そのほかのアプリ銀行、決済、ポイントなど、ログインIDとパスワードが分かるか確認する

Googleアカウントのバックアップ

アプリの一覧、連絡先、カレンダー、一部の設定などは、Googleアカウントにバックアップできます。「設定」→「システム」→「バックアップ」(機種によっては「設定」→「Google」→「バックアップ」)を開き、「今すぐバックアップ」をタップしておきましょう。メニューの名前と場所は機種によって異なります。

パスワードをGoogle パスワード マネージャーに保存している場合は、同じGoogleアカウントでログインすれば新しいスマホでも使えます。

写真と動画

Googleフォトでバックアップしている場合は、アプリを開いてバックアップが完了しているか確認します。Googleフォトを使っていない場合や、容量が足りない場合の移し方は、Androidで写真を新しいスマホに移す方法で詳しく説明しています。

LINE

LINEはスマホを変えるときに引き継ぎの操作が必要で、準備をしないとトーク履歴が消えてしまうことがあります。トーク履歴のバックアップと、登録している電話番号・メールアドレス・パスワードの確認を、古いスマホで済ませておきましょう。手順はLINEをAndroidからAndroidに引き継ぐ方法を参考にしてください。

おサイフケータイ・モバイルSuica

おサイフケータイのサービスは、サービスごとに機種変更の手続きが必要です。多くの場合、古いスマホで残高などをサーバーに預けて、新しいスマホで受け取る流れになります。手続きをしないまま古いスマホを初期化すると、残高の移行に時間や手間がかかることがあります。

マイナンバーカードのスマホ用電子証明書

マイナポータルやスマホ用電子証明書を使っている場合も、機種変更のときに手続きが必要です。詳しくはマイナポータルとスマホ用電子証明書の機種変更を確認してください。

2段階認証アプリ

Google 認証システムのような認証アプリは、移行を忘れると、そのコードでログインしていたサービスに入れなくなるおそれがあります。Google 認証システムは、Googleアカウントにログインして使っていればコードが同期されます。同期していない場合は、古いスマホでコードをエクスポートしてQRコードを表示し、新しいスマホで読み取って移します。ほかの認証アプリも、それぞれの移行方法を事前に確認しておきましょう。

ゲーム

ゲームのデータは、アプリごとに引き継ぎ方法が違います。引き継ぎコードとパスワードを発行する方式や、Googleアカウントなどと連携する方式があります。ゲーム内の「設定」や「データ引き継ぎ」のメニューを確認し、発行したコードは控えておきましょう。

当日:新しいスマホにデータをコピーする

新しいAndroidスマホの初期設定の途中で、古いスマホからアプリとデータをコピーできます。方法はケーブルとワイヤレスの2つです。

方法特徴
ケーブルUSBケーブルで2台を直接つなぐ。安定していて、データが多いときに向いている。端子の形が合わない場合は変換アダプターが必要
ワイヤレスケーブルなしで、Wi-Fi経由でコピーする。手軽だが、ケーブルより時間がかかることがある
  1. 2台とも充電しておき、できれば充電器につないだまま作業します。
  2. 新しいスマホの電源を入れ、画面の案内に従ってWi-Fiに接続します。
  3. 「アプリとデータのコピー」の画面で、古いスマホからコピーする方法を選びます。
  4. ケーブルでつなぐか、ケーブルがない場合はワイヤレスでコピーする手順に進み、古いスマホに表示される案内に従います。
  5. コピーするデータの種類を選んで、コピーを始めます。

コピーしても古いスマホのデータは消えません。画面の表示は機種によって違い、Galaxyへ移す場合はSamsungのSmart Switchを使う方法も用意されています。

移行後にやることチェックリスト

項目やること
Googleアカウントログインできているか、Gmailや連絡先が表示されるか確認する
LINE新しいスマホでログインし、トーク履歴を復元する
おサイフケータイ各サービスのアプリで残高やカードを受け取る
ログインが必要なアプリ銀行、決済、SNSなどに一つずつログインする
2段階認証新しいスマホでコードが表示され、ログインできるか確認する
通知と権限必要なアプリの通知や権限を許可する
電話とSMSSIMやeSIMを移したあと、通話とSMSができるか確認する

古いスマホを手放す前に

  1. 新しいスマホで、すべての引き継ぎが終わったことを確認します。
  2. 古いスマホからGoogleアカウントを削除します。手順はAndroidからGoogleアカウントを削除する方法を参考にしてください。
  3. SDカードやSIMカードを抜きます。
  4. 「データの初期化(工場出荷状態に戻す)」を行います。

Googleアカウントを削除しないまま初期化すると、次に使う人が初期設定のときに元のアカウントのログインを求められることがあります。下取りや売却の前に、必ず順番どおりに進めてください。

よくある質問

「完全移行」はできますか?

写真、連絡先、多くのアプリとその設定は、データコピー機能でまとめて移せます。ただし、LINEやおサイフケータイ、一部の銀行アプリやゲームは、アプリごとの引き継ぎが必要です。「すべてが自動で移る」わけではないので、チェックリストで一つずつ確認するのが確実です。

古いスマホが壊れていてもデータを移せますか?

Googleアカウントにバックアップがあれば、新しいスマホの初期設定で同じアカウントにログインすると、バックアップから復元できます。LINEやゲームなどは、事前にバックアップやアカウント連携をしていたかどうかで変わります。

電話番号は変わりますか?

同じ携帯会社でSIMやeSIMを移せば、電話番号はそのままです。ほかの会社に乗り換える場合も、番号ポータビリティ(MNP)を使えば同じ番号を使えます。

まとめ

Androidの機種変更は、写真や多くのアプリなら初期設定のデータコピーでまとめて移せます。ただし、LINE、おサイフケータイ、マイナンバーカードのスマホ用電子証明書、2段階認証アプリ、ゲームは個別の準備が必要です。チェックリストで「前・当日・後」の順に確認し、古いスマホは引き継ぎが全部終わってから初期化しましょう。

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